目次
言語と概念(解釋の觀點より「易」「陰」「陽」「乾」「坤」の字義を論ず;單語家族の研究から「天行健」の意味を論ず;「神明」の思想―『易』傳を中心として;『關尹子』が先秦の作品ではないことの言語的證據;『六度集經』言語の口語性について―疑問代詞體系を例として)
解釋の問題と方法(簡帛典籍における異文問題を論ず;『論語鄭氏注』の思想的特色;明經博士家の『論語』解釋―清原宣賢の場合(修訂版)
惠棟『九經古義』により「經の義は訓に存す」というその經書解釋の概念を論ず
儒教思想における知行觀―孟子を中心に論ず
變化を掌握する道徳―『筍子』における「誠」概念の構造
漢譯説一切有部の佛傳門二種におけるブッダの異なる解釋
「心外無法」の系譜―王陽明の「心外無理」と山岡鐵舟の「心外無刀」
「東アジアの經典解釋における言語分析」第一回國際學術シンポジウム參加報告)