目次
法のクレオールと法的観念の翻訳
日本における法文化の変容と法のクレオール
人々は法律用語をいかに概念化するか―「権利」、「Hak」、「Right」
フランス古法時代の一法格言に関する覚書―取消・原状回復をめぐって
訴訟法書・公証手引書における「職権と当事者」―12・13世紀「法生活の学問化」の一断面
中世後期ドイツの学識法曹と政治・外交活動
ヴェーバーの「解釈的理解」と近代・近代法批判―アーレントとガダマーの間?!
EUのなかのイギリスにおける憲法の主体的なクレオール
米国憲法訴訟の“外部”へのまなざし
近世前期の裁判物にみる上方都市の社会構造―「民事裁判」をめぐって
法のナラティヴと法的推論―志賀直哉『范の犯罪』を素材に
中国における個別事例を通じた規範変革運動の展開とその意義―中国法のあらたな段階
著者等紹介
長谷川晃[ハセガワコウ]
1954年秋田市に生まれる。1977年東北大学法学部卒業。1982年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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