感想・レビュー
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1916年に国立公園局設置法を制定してからの約百年間のアメリカ法システムの多様化を追い、行政と国民によって「自然保護」の観念が形成されるまでを扱う。他に類を見ない規模・歴史をもつアメリカの国立公園だが法をいくら制定しても管理が上手くいくとは限らない。人間も自然の一部であるのに、住んでいる人間の意思を尊重しない利害追求のみに走った法理論がアメリカ大エコシステムと地域コミュニティとの軋轢を生む結果となってしまったのは、現代の埋蔵エネルギー問題からも明らかだ。しかし、環境保護の先駆けであるのも忘れてはならない。2011/06/24
孤伏澤つたゐ
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資料。 自然保護と資源活用という相反するものの葛藤。2019/02/15