ヌルガン永寧寺遺跡と碑文―15世紀の北東アジアとアイヌ民族

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ヌルガン永寧寺遺跡と碑文―15世紀の北東アジアとアイヌ民族

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  • サイズ A5判/ページ数 138p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784832966987
  • NDC分類 229.21
  • Cコード C3022

内容説明

本書は、アムール川の下流域、現在のハバーロフスク地方ウリチ地区ティル村のアムール川の断崖の上に1413年に建設され、ついで1433年に再建された仏教の三尊のひとつである観世音菩薩、いわゆる観音菩薩を祀る永寧寺について述べるものである。

目次

第1章 ティル遺跡の発見と研究史
第2章 永楽年代寺院
第3章 宣徳年代寺院
第4章 1260年代の祠堂

著者等紹介

アルテーミエフ,アレクサーンドル・ルドリフォーヴィチ[アルテーミエフ,アレクサーンドルルドリフォーヴィチ][Артемьев,А.Р.]
1958年ソ連邦エストニア共和国タルトゥ生まれ。1981年レニングラード大学歴史学部考古学科卒業。1982~1984年徴兵制によりカレリア自治共和国で従軍。1985~1987年ソ連邦科学アカデミー考古学研究所の大学院で学ぶ。1988年博士候補学位取得(モスクワ大学)。1988年ソ連邦科学アカデミー極東支部極東諸民族歴史学・考古学・民族学研究所(在ウラジオストーク)研究員。1997年博士学位取得(極東大学)。2005年没(当時の職:ロシア科学アカデミー極東支部極東諸民族歴史学・考古学・民族学研究所副所長)

菊池俊彦[キクチトシヒコ]
1943年群馬県伊勢崎市生まれ。1967年北海道大学文学部卒業(東洋史専攻)。1967年北海道大学助手、1978年同助教授、1991年同教授。1997年濱田青陵賞受賞、博士学位取得(北海道大学)。2006年北海道大学を退職、名誉教授

中村和之[ナカムラカズユキ]
1956年北海道釧路市生まれ。1978年北海道大学文学部卒業(東洋史専攻)。1978~2001年北海道内の高等学校教諭。2001年函館工業高等専門学校助教授、2002年同教授

垣内あと[カキウチアト]
1967年兵庫県神戸市生まれ。1991年北海道大学文学部卒業(西洋史専攻)。1992~1994年ウクライナ・キエフ大学留学。1995~2000年商事会社、旅行会社に勤務。2001年フリーのロシア語・ウクライナ語通訳翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんさん

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中村和之の≪「北からの蒙古秀麗」について≫はネットからダウンロード、≪「北からの蒙古襲来」をめぐる諸問題≫については菊池俊彦著「北東アジアの歴史と文化」から。 1284年から86年にかけてフビライの「元」は「兵万人・船千艘」で骨嵬(アイヌ)を攻撃、アイヌ勢は樺太からほぼ排除された。 2023/01/13

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