内容説明
本書はオランダのフリースラント州(フ.Provinsje Fryslan)で用いられる西フリジア語(フ.Westerlauwersk Frysk,約35~40万人)の標準語にかんする音韻と文法の体系的記述であるルフリジア語一般の歴史と現状についての解説を補足する意味で、巻末に「フリジア語とフリジア人について」の章を添えた。
目次
1 音韻と正書法
2 冠詞
3 名詞
4 形容詞
5 代名詞
6 数詞
7 副詞
8 der
9 前置詞と後置詞
10 接続詞
11 動詞
12 フリジア語とフリジア人について
著者等紹介
清水誠[シミズマコト]
1958年横浜市に生まれ、静岡県駿東郡清水町に育つ。1983年東京大学大学院人文科学研究科独語独文学専修課程修士課程修了。東京大学教養学部助手、千葉大学教養部専任講師を経て、北海道大学大学院文学研究科教授。博士(文学)、オランダ学士院フリスケ・アカデミー会員、オランダ・在外フリジア人協会名誉会員、ドイツ・北フリジア語文化研究協会会員、財団法人ドイツ語学文学振興会奨励賞受賞。専攻はゲルマン語類型論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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