目次
第1編 近代北海道と屯田制度(屯田兵制度の成立過程;屯田兵村の社会構造;ある「平民」屯田兵の意識と行動)
第2編 近代北海道開拓における公害問題と「旧開」地帯(北海道開拓と公害問題の形成;住友余市鉱山の鉱害問題;松前同志会の設立)
第3編 近代北海道の実相とその矛盾(戦時下の炭鉱における朝鮮人の強制連行と労働;北海道女性史における大正期の位置;昭和3年篠路村の小作争議;近代北海道における「町」の形成)
第4編 地方自治体史の歴史像(地方自治体史の編纂と歴史意識;地方自治体史における朝鮮人・中国人労働者像)
むすび 近代北海道史と「開基」思想