内容説明
本書では、数え方次第では数千数万のことわざから、110のことわざを独自に選択して、日本語、英語、フランス語の表現を比較しつつ、43年を超える現代社会学の講義経験からそれぞれにコメントを加えてみた。比較の手法を優先して、現代的に再構成しながらこれからの日本「少子化する高齢社会」に活かせるようなことわざ解釈を試みた。
目次
悪銭身に付かず
羹に懲りてなますを吹く
あばたもえくぼ
有難迷惑
案ずるより産むがやすし
一羽の燕で夏は来ない
一石二鳥
犬も歩けば棒に当たる
氏より育ち
疑うは知恵の始まり〔ほか〕
著者等紹介
金子勇[カネコイサム]
1949年福岡県生まれ。1977年九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、北海道大学名誉教授。文学博士(九州大学、1993年)。第1回日本計画行政学会賞(1989年)、第14回日本都市学会賞(1994年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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