感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
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原発の社会的コスト:見えない汚染、健康被害、所得損失、汚染、機会損失、風評被害、税収↓、教育機会損失(23頁)。損賠賠償額に関して被害額ゼロを環境経済学からは看過できない(28頁)。激しく同感。子どもはイチエフから60㎞の家では窓に目張り、報道を四六時中気にしてノイローゼ状態(37頁)。次世代以降へのツケを先送りする東電の体質が問わ れるところ。真の技術革新、再生可能エネルギー、省エネ、インフラ整備の投資と制度化を地域おこしと持続可能な社会の基礎とする(147頁~)。2015/04/01