目次
第1部 歴史・文学の中の人と生物(縄文土器造形に見る“ヒト‐動物関係”の始まり;日本最古のテーマパーク?―奈良公園に見る人とシカの関係史;生きた唐物―室町日本に持ち込まれ、朝鮮に再輸出された象と水牛;ありふれた“動物”は、いかにしてただならぬ“怪物”になるか)
第2部 哲学・思想における人と生物(木は法廷に立てるか―生物を尊重するとはどういうことか;動物たちの孤独;博物学者アリストテレスとダーウィン―目的論的自然論と進化論は両立可能か)
第3部 現代社会における人と生物(人間の幸福と動物の幸福―動物実験者の立場から;外来生物のはなし―人間がもたらした生態系への新たな脅威)
著者等紹介
池田透[イケダトオル]
1958年生、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、北海道大学大学院文学研究科教授(地域システム科学講座)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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