内容説明
北大を“いま”へと導いた太く確かな一筋の流れ。クラークの教え、キリスト教信仰、米国留学経験、郷友の原敬や学友高田早苗との友情を糧に邁進した札幌農学校一期生・初代総長佐藤昌介の生涯。
目次
第1部 佐藤昌介とその時代(年譜;立志 ほか)
第2部 回想(佐藤博士経歴談 札中校友会に於る;憶ひ出の記 ほか)
第3部 米国通信(一八八二年一〇月四日付『大東日報』第一五四号;一八八二年一〇月六日付『大東日報』第一五六号 ほか)
第4部 札幌農学校の再編・昇格と佐藤昌介(一八六八~九〇年代の官立高等専門教育機関;原敬とのこと ほか)
著者等紹介
佐藤昌彦[サトウマサヒコ]
1900年札幌に生まれる。1925年東京帝国大学法学部卒業。1927年北海道帝国大学農学部講師(後に助教授)。以後、札幌高等裁判所判事、東京家庭裁判所判事、東北学院大学教授、宮城学院長などを歴任。1981年法学博士(「西洋刑法学説と牧野刑法学説との関係の研究」、青山学院大学)。1990年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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