目次
1日目 チェーホフと旅へ―一九世紀末のサハリン
2日目 遠い地平線の絵画―ロシア極東とサハリンの画家たち
3日目 エルミタージュ美術館案内―帝政ロシアが実現した西欧世界
4日目 現地調査の旅―アイヌ語の場合とニブフ語の場合
5日目 北方の言語を旅する―失われゆくことばの多様性
6日目 鳥居龍蔵と東アジア―歴史学説と心象地理
7日目 お札博士の東アジア行脚―人類学者フレデリック・スターの東アジア調査資料から
8日目 動物たちの旅と北方狩猟民―動物資源の賢い利用
9日目 旅する人類の考古学―草原とツンドラの彼方へ
著者等紹介
北村清彦[キタムラキヨヒコ]
1955年生まれ。1985年京都大学大学院文学研究科美学美術史学専攻博士後期課程研究指導認定退学。同年京都大学文学部助手。1987年島根大学法文学部哲学教室助教授。1996年北海道大学文学部文化価値論講座助教授。2000年北海道大学大学院文学研究科文化価値論講座教授を経て、2004年より現職。現在、北海道大学大学院文学研究科芸術学講座教授。博士(文学)。専門は美学・芸術学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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