内容説明
失われつつある小さなことばたちを訪ねて、ことばの世界の魅力と話者への思いをつづる。
目次
北サハリンを発つ朝―ニヴフ
アムールの恵みとともに―ナーナイと他のツングース
デルスの見た星―ウイルタ~ナーナイ~ウデへ
新天地をめざした白鳥の子孫―シネヘン・ブリヤート
英雄叙事詩を語り継いで北へ―ヤクート
現代文化の奔流の中で―ユカギール
フィールドから得るもの、返すもの―コリャーク
トナカイの角のような家系図―アリュートル
カムチャツカの自然とともに生きる―イテリメン
ツンドラにトナカイを追う―チュクチ〔ほか〕