内容説明
本書は「市民の時代」への飛躍の可能性と「市民の時代」の問題性という二つの焦点をめぐって展開されています。
目次
第1章 「市民」の時代の紛争と法
第2章 会社で自分らしさをどう守るか―職場におけるプライバシーの保護
第3章 地域文化の主体としての市民
第4章 日本における「市民」問題―「官僚的政治文化」と「市民的政治文化」
第5章 市民の時代の公共哲学―「市民のパラドックス」をめぐって
第6章 日本の市民とアメリカの市民―「比較市民文化論」のこころみ
第7章 日本人から地球市民へ―途上国理解のために
終章 市民とは何か―市民の二重性をめぐって