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内容説明
近世の都市は宗教を成熟させる力をもっていた。旅する宗教者や旅をとおして信仰を深めた民衆のエネルギーを鋭く論じた意欲的論集。
目次
旅からみる近世宗教
近世における畿内からの富士参詣とその信仰―大和国を中心に
富士参りの歌―伊勢志摩からの富士参詣
江戸庶民の身延山巡拝―法華信仰の形態を探る
一八世紀における地域の「成り立ち」と名所―下坂本村と唐崎社について
化政期における社会的交通の展開と民衆宗教の成立―如来教の事例に即して
旅する信仰―明治期四国地方の金光教を事例に
関東における大神楽事情―伊勢・江戸・水戸、三つの大神楽の関係
著者等紹介
幡鎌一弘[ハタカマカズヒロ]
1961年生まれ。東京大学文学部卒業、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了、天理大学おやさと研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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