目次
第1章 キケローとニーチェの人間学(人間学の概念への新しい視界;キケロー ほか)
第2章 精神史としてのキケローの政治哲学(精神史とは;ローマ精神史 ほか)
第3章 ローマ精神史とキケローの法意識(法を哲学すること;キケローの全人性 ほか)
第4章 ローマの史観とゲルマンの史観―哲学的考察(ローマの史観;ゲルマンの史観)
第5章 「歴史哲学者」ブルクハルトの十九世紀ヨーロッパ論(ブルクハルトの『世界史的考察』と『歴史的断片』;ブルクハルトの自己省察としての歴史 ほか)
著者等紹介
角田幸彦[カクタユキヒコ]
1941年北海道小樽市に生まれる。1962年東京教育大学(現筑波大学)文学部哲学科哲学専攻卒業。同大学院博士課程修了。ドイツ・テュービンゲン大学で哲学・西洋古典文献学を学ぶ(1983‐84年)。ガイザー教授とクレーマー教授に師事。ドイツ・マールブルク大学で西洋古典文献学研究(1997年)。スイス・チューリッヒ大学、バーゼル大学、ベルン大学、ドイツ・コンスタンツ大学で西洋古典文献学研究(2000年来毎夏1ケ月)。現在、明治大学農学部教授、文学博士(筑波大学、1993年)、政治学博士(早稲田大学、2007年)。専攻はギリシア・ローマ哲学、政治哲学、歴史哲学、景観哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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