内容説明
“原爆投下は戦争終結を早め、米兵だけでなく多くの日本人の命を救った”という戦後の原爆神話のウソをあばいた迫真のノンフィクション。原爆の開発から投下までの、科学者の「狂気」、投下地点をめぐる政治家の駆け引き、B‐29エノラ・ゲイ搭乗員たちの「恐怖」…
目次
第1章 昇格大統領トルーマン(大統領に明かされた原爆開発の秘密;ハリー・トルーマンの半生)
第2章 ロス・アラモス原爆研究所(イーストパレス通り一〇九番地・サンタフェ;IBM601型パンチカードシステム ほか)
第3章 ポツダム会談(米ソ亀裂の発端となったアメリカ兵捕虜;モロト外相に放ったトルーマンのワンツーパンチ ほか)
第4章 玉音放送までの四週間(スターリンの子守歌(近衛公爵特使派遣)
チャーチル、表舞台を去る ほか)
著者等紹介
本多巍耀[ホンダタカアキ]
1945年神奈川県生まれ。東京理科大学理学部卒業。富士通株式会社入社(流通業関連営業部門配属)、2005年定年退職。現在は日本防衛学会会員、戦略研究学会会員、日本尊厳死協会終身会員、日独協会会員、文化日独コミュニティー会員、日本・トルコ協会会員、日米協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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