内容説明
緊急地震速報とは、震度5弱以上の地震が発生した直後、揺れが襲ってくる前に気象庁が発表する警報をテレビやラジオ、携帯電話などで発表するというもの。緊急地震速報は日本にしかないシステムであり、本運用から1年足らずで、まだまだ問題点や改善点も多い。しかし、地震の大きな揺れが襲ってくる数秒から数十秒前に知ることができれば、多くの人が何らかの行動で自身の生命を守ることができ、「究極の減災情報」であると著者は言っている。同書では、緊急地震速報のイロハから防災・減災にかかわる最先端の情報・ノウハウまでをわかりやすく伝える。
目次
第1章 緊急地震速報を知っていますか?
第2章 これまで発表された緊急地震速報(警報)と問題点
第3章 緊急地震速報はどこから入手できるのか?
第4章 緊急地震速報が発表されたら― その1・受信したら
第5章 緊急地震速報が発表されたら―その2・地震発生から24時間
第6章 減災に挑む―大地震の被害を最小限に食い止めるために
第7章 ドキュメント―緊急地震速報
第8章 緊急地震速報、今後の課題
著者等紹介
渡辺実[ワタナベミノル]
防災・危機管理ジャーナリスト。1951年生まれ。工学院大学工建築学科卒。防災関連機関などを経て89年に「まちづくり計画研究所」を設立。NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長や、早稲田大学などの講師も務める。都市防災・災害情報をテーマにした講演、テレビのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Humbaba
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Yuuhei Ooki
jupiter68