わたしは不思議の環

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  • サイズ A5判/ページ数 611p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784826902007
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

内容説明

大ベストセラー『ゲーデル、エッシャー、バッハ』で世界中を熱狂させた著者が、ユーモアとパロディとアナロジーを武器に、摩訶不思議な“意識”の世界に深く分け入り、“私”とは何かという難攻不落の謎に挑む。ロサンゼルス・タイムズ図書賞受賞。

目次

角突き合わせ小手調べ
魂のサイズ
揺れ動く不安と夢の球体
パターンの因果的影響力
ループ、ゴール、そして抜け穴
ビデオフィードバック
自己とシンボル
ズ~イ伴現象
奇妙なループの狩猟旅行
パターンと証明可能性
お手本としてのゲーデルの奇妙なループ
アナロジーはいかにして意味を生み出すか
下向きの因果関係について
掴みどころのない掌中の「私」
奇妙さは三「私」三様
絡み合い
何よりも深い謎に対するあがき
互いの中でどのように生きるか
人間のアイデンティティのにじんだ光
意識=思考
好意的ながらもすれ違う言葉
デカルト的自我と軽く触れ合う
ゾンビと踊るタンゴ、そして二元論
二頭の聖牛を殺す
寛大と友情について
板挟み

著者等紹介

ホフスタッター,ダグラス[ホフスタッター,ダグラス] [Hofstadter,Douglas]
インディアナ大学教授(認知科学)。アメリカ芸術科学アカデミー会員。『ゲーデル、エッシャー、バッハ』はピューリッツァー賞を、『わたしは不思議の環』はロサンゼルス・タイムズ図書賞を受賞している

片桐恭弘[カタギリヤスヒロ]
公立はこだて未来大学学長。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。NTT基礎研究所、ATRメディア情報科学研究所所長を経て、公立はこだて未来大学システム情報科学部教授、同学長。認知科学、会話情報処理、自然言語処理などの専門をベースに学際融合的な研究を推進

寺西のぶ子[テラニシノブコ]
翻訳家。成蹊大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

60
名著の誉れ高く今も売れ続けている『ゲーデル、エッシャー、バッハ』の続編……というか、やや著者の意図とは違った理解がされがちだったので、真意を改めて伝えようと書いたとか。が、単なる敷衍の書ではなく、書いていくうちに独自のキャラクターが立って、思わぬ内容になったとか。著者は、高度な内容をかみ砕くようにして順を追って説明している。2020/02/27

funuu

10
「生きることの意味と価値について問いかけるようになると、 我々は狂ってしまう。 なにしろ意味も価値も客観的に実在するものではないのだから。 byフロイト」を父親はノーベル物理学賞の著書が真剣に考察した著書。アメリカでは認知科学として認められている。日本人からすると普通の日本人の感覚をかなり難かしく書いた感じ。ドーキンスの「神の不存在証明の努力」に方向は真逆だが似てる。キリスト教徒の思考方式。2019/01/20

izw

6
ゲーデル・エッシャー・バッハは、情報科学科の学部生の頃出版され、先輩たちが盛んに話題にしていたので、原書を買って読み始めたが半分くらいで挫折して終わっている。翻訳の副題が「あるいは不思議の環」だったことは、編集部が書いている「後記」の最後でやっと思い出した。GEBから四半世紀を経て、著者の人生にもいろいろあり、不思議の環をめぐる思索も深みが増していることを実感しつつ、読みふけりました。原書の出版が2007年で翻訳に11年もかかっている。もう少し早く日本語版を読みたかった、というのは言うは易く行うは難しか。2018/11/06

やすお

6
本書は哲学書のカテゴリにしてしまっていいのか分からないが、とにかく「わたし」とは何か、「意識」とは何かを突き詰めていく。真に正しい結果は出ないと思うが、著者は書名の通り「不思議の環」と結論している。その説明をするために、数学や物理の話が出てくるので、特に数学嫌いの方は読むのが辛いかもしれない。正直、難解な本であったが、たまにはこのような本を読んで、思索に耽るのもいいかもしれない。私は哲学分野に明るくないので、脳に新しい刺激を与えるのに効果があったかもしれない。2018/10/17

roughfractus02

5
著者はアナロジカルな記述によって「私」のアナロジー性を指示するとパラドックスになると自ら演じているようだ。本書はこの記述によって、一方では「私」を脳の物理次元で完結する因果関係を「錯覚」によって最終責任者のように振る舞う「あべこべ」で実体のないものと捉え、他方ではその抽象的「錯覚」がフィードバックループを描いて肉体の制限を超え、世界に影響を与える点を強調する(著者の盟友D・デネット『解明される意識』参照)。この「錯覚」を誤りと断ずるより、他に転送可能な性質と捉える点がAI研究の進む現代ではリアルに思える。2018/12/07

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