出版社内容情報
フレディ・マーキュリー、ナブラチロワ、美輪明宏…偏見に立ち向かった56人のLGBTヒーローを未来の子供たちに伝える教養絵本。
内容説明
「どんなことだって可能なんだ!」子供たちに勇気と希望を与えてくれる56人の“クィア”なヒーローたち。差別や偏見に晒されながらも、さまざまな分野で名を残してきたLGBTQの英雄たちの偉業をカラフルな似顔絵とともに紹介。音楽界に革命をもたらしたフレディ・マーキュリー、ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ、テニスの女王マルチナ・ナブラチロワ、人工知能の父アラン・チューリングetc…、世間の無理解にも怯まず揺るぎない決意で自らを貫いた勇気ある人々の物語。日本版には、まだ偏見の残る社会で戦い続ける日本のローカルヒーローたちも収録。
著者等紹介
シカルディ,アラベル[シカルディ,アラベル]
自身もクィアのアジア系アメリカ人ライター。専門分野は、美容、ファッション、政治、アイデンティティなど。これまでに『Teen Vogue』、『them.』、『ROOKIE』、『ALLURE』、『i‐D』、『NYLON』などで記事を書き、BuzzFeedの美容エディターを務めたこともある。現在はフルタイムのフリーランスとして書籍を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
30
絵がすてき。中は、1ページにひとり、その有名人の功績と、性志向などについてまとめてある。っていうか、「このひとは、男性が好きと公表」とか、なんだかなぁと思う。いや、穿って見るからそう思うだけか。別にゴシップ目的で書いてる本じゃないんだし。日本人も4人登場していますが、これは日本版のみに収録されているようです。2022/10/24
みかごん
0
性のことについてオープンにしてもいい人もいればしたくない人もいる。有名人だからといって騒ぎ立てられるのは可哀想だよな。この方の活動が今に続いていってるんだと思う。2022/10/04
たくさん
0
私も私なのだが、興味本位でページをめくる感じもするけど、この人たちは成功者だからそんなの気にしないだろうとの推察のもと読んでいる感じはする。LGBTQの対象の人はこの世にはもっとたくさんいるけど、大体の人はこんなに有名でりっぱなひとばかりとはかぎらない。普通の生活をして普通に嫌な目に合わないという感じってなかなかむつかしいし、立派な人にならなくてもちゃんと暮らしやすくなったらなって思います。2022/06/05