FACTFULNESS―10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

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FACTFULNESS―10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

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  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822289607
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報

ファクトフルネスとは データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。
世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説しよう。
世界で100万部の大ベストセラー! 40カ国で発行予定の話題作、待望の日本上陸

ビル・ゲイツ、バラク・オバマ元アメリカ大統領も大絶賛!
「名作中の名作。世界を正しく見るために欠かせない一冊だ」 ビル・ゲイツ
「思い込みではなく、事実をもとに行動すれば、人類はもっと前に進める。そんな希望を抱かせてくれる本」 バラク・オバマ元アメリカ大統領

特にビル・ゲイツは、2018年にアメリカの大学を卒業した学生のうち、希望者全員にこの本をプレゼントしたほど。

◆賢い人ほど、世界についてとんでもない勘違いをしている

本書では世界の基本的な事実にまつわる13問のクイズを紹介している。たとえば、こんな質問だ。

質問 世界の1歳児で、なんらかの予防接種を受けている子供はどのくらいいる?
・A 20%
・B 50%
・C 80%

質問 いくらかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいる?
・A 20%
・B 50%
・C 80%

答えは本書にある。どの質問も、大半の人は正解率が3分の1以下で、ランダムに答えるチンパンジーよりも正解できない。しかも、専門家、学歴が高い人、社会的な地位がある人ほど正解率が低い。
その理由は、10の本能が引き起こす思い込みにとらわれてしまっているからだ。

◆教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマに、世界の正しい見方をわかりやすく紹介

本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げている。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介している。
これらのテーマは一見、難しくて遠い話に思えるかもしれない。でも、大丈夫。著者のハンス・ロスリング氏の説明は面白くてわかりやすいと評判だ。その証拠に、彼のTEDトークの動画は、累計3500万回も再生されている。
また、本書では数式はひとつも出てこない。「GDP」より難しい経済用語は出てこないし、「平均」より難しい統計用語も出てこない。誰にでも、直感的に内容を理解できるように書かれている。

イントロダクション
第1章 分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
第2章 ネガティブ本能 「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み
第3章 直線本能 「世界の人口はひたすら増える」という思い込み
第4章 恐怖本能 「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み
第5章 過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み
第6章 パターン化本能 「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み
第7章 宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
第8章 単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
第9章 犯人捜し本能 「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み
第10章  焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
第11章  ファクトフルネスを実践しよう
おわりに
付録
脚注
出典


ハンス・ロスリング[ハンスロスリング]
著・文・その他

オーラ・ロスリング[オーラロスリング]
著・文・その他

アンナ・ロスリング・ロンランド[アンナロスリングロンランド]
著・文・その他

上杉 周作[ウエスギシュウサク]
翻訳

関 美和[セキミワ]
翻訳

内容説明

ここ数十年間、わたしは何千もの人々に、貧困、人口、教育、エネルギーなど世界にまつわる数多くの質問をしてきた医学生、大学教授、科学者、企業の役員、ジャーナリスト、政治家―ほとんどみんなが間違えた。みんなが同じ勘違いをしている。本書は、事実に基づく世界の見方を教え、とんでもない勘違いを観察し、学んだことをまとめた一冊だ。

目次

分断本能―「世界は分断されている」という思い込み
ネガティブ本能―「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
直線本能―「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
恐怖本能―危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
過大視本能―「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
パターン化本能―「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み
宿命本能―「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
単純化本能―「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
犯人捜し本能―「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
焦り本能―「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
ファクトフルネスを実践しよう

著者等紹介

ロスリング,ハンス[ロスリング,ハンス] [Rosling,Hans]
1948年にスウェーデンのウプサラで生まれた。ウプサラ大学で統計学と医学を学び、インドのバンガロールにある聖ヨハネ医科大学で公衆衛生を学んだあと、1976年に医師になった。1974年から1984年までの間に合計で18カ月仕事を休み、3人の子供の子育てに100%の時間を注いだ。1979年から1981年まではモザンビークのナカラで地域担当の医師として働き、それまで知られていなかった神経が麻痺する病気を発見した。それがコンゾだ。この病気の調査と研究によって1986年にウプサラ大学から博士号を取得した。1997年からはストックホルムにあるカロリンスカ医科大学でグローバルヘルスの教授を務めた。専門は、経済発展と農業と貧困と健康のつながりについての研究だった。カロリンスカ医科大学で新しい授業科目を開講し、提携研究を立ち上げ、グローバルヘルスについての教科書を共著した。2005年には、息子のオーラとその妻のアンナと共にギャップマインダー財団を設立。スウェーデン科学学会の国際分科会メンバーであり、スイスの世界経済フォーラムのグローバル・アジェンダ・ネットワークにも所属していた。2009年にはフォーリン・ポリシー誌からグローバル思想家100人のひとりに選ばれ、2011年にはファスト・カンパニー誌から世界で最もクリエイティブな100人のひとりに選ばれた。また2012にはタイム誌が選ぶ世界で最も影響力の大きな100人のひとりになった。2017年2月7日に他界した

ロスリング,オーラ[ロスリング,オーラ] [Rosling,Ola]
1975年にスウェーデンのフディクスバルで生まれた。ギャップマインダー財団の共同創立者であり、2005年から2007年までと、2010年から現在まで財団のディレクターを務めている。ギャップマインダーのチンパンジクイズを開発し、知識不足を体系的に測定するプロジェクトやその認証プロセスを開発した。データを分析し、ハンスが行うTEDトークや講演の資料をつくってきた。1999年からは「トレンダライザー」として有名になった動くバブルチャートによるツールを開発してきた。2007年にグーグルがトレンダライザーを買収し、2007年から2010年までグーグルのパブリックデータ・チームのリーダーを務めた。その後、ギャップマインダーに戻り、新たな無料教育ツールを開発している

ロスリング・ロンランド,アンナ[ロスリングロンランド,アンナ] [Rosling R¨onnlund,Anna]
1975年にスウェーデンのファールンで生まれた。ルンド大学で社会学を学び、ヨーテボリ大学で写真を学んだ。ギャップマインダーの共同創立者であり、バイス・プレジデントを務めている。講演者であり、ギャップマインダーの利用者担当リーダーでもある。また、ギャップマインダーのグラフィックやスライドを作成し、動くバブルチャートのユーザーインターフェースも設計した。2007年にトレンダライザーがグーグルに買収されたあと、グーグルでシニア・ユーザビリティデザイナーを務めた。2010年にギャップマインダーに戻り、新しい無料の教育ツールを開発している。ギャップマインダーでの功績が認められ数々の賞を受けている。2017年にレジメ・スーパーコミュニケーター賞、金の卵賞、またファスト・カンパニー誌の世界を変えるアイデア賞を受章した

上杉周作[ウエスギシュウサク]
IT技術者。カーネギーメロン大学でコンピューターサイエンス学士、ヒューマンコンピュータインタラクション修士取得。卒業後、シリコンバレーのPalantir Technologies社にてプログラマー、Quora社にてデザイナー、EdSurge社にてプログラマーを経験。現在はフリーランスプログラマーとして活動するかたわら、不定期ぶ実名ブログ「上杉周作」を更新中

関美和[セキミワ]
翻訳家。杏林大学外国語学部准教授。慶応義塾大学文学部・法学部卒業。電通、スミス・バーニー勤務の後、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。また、アジア女子大学(バングラデシュ)支援財団の理事も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろくせい@やまもとかねよし

949
人類史上、情報は国家そしてメディアの権力源。昨今の情報科学の発展から情報は庶民レベルのものとなったが、変わらず歪んだ権力構造が継続。エリートも含め多くの人間が実際の統計データを確認せず、さらにデータを確率ではなく感覚で判断する具体的な経験から、その要因を教育ではなく本質的な10つの本能と提案。前半の5つの本能は庶民自体からの大衆化、後半の5つの本能は権力が流布させる大衆化に関するもの。彼らの提案はマクロな「正しさ」を与えるかもしれない。しかし、それは必ずしもミクロやミドルの「正しさ」にならない気もした。2020/03/05

ehirano1

911
「犯人ではなく、原因を探す。 物事がうまく行かないときに、責めるべき人やグループを探すのではなく、その状況を生み出した、絡み合った複数の原因やシステムを理解することに力を注ぐ」がとても印象に残りました。2019/12/01

hit4papa

882
データから真実を読み解く術を与えてくれるものです。世界は、どんどん悪い方に向かっている!という誤った見方に対し、データからそんなことないんじゃね?と言ってくれます。本書の、思い込みの例示を見てなるほどと頷くことしきりです。ベストセラーとなっているのも宜なるかな。コロナ禍の今だからこそ、読むべき本でしょう。ただ、著者のいう思い込みの10の本能を抱えている人々は、FACTFULNESSでアプローチしても耳を貸さないかもしれませんね。本書は、あくまで自身のマインドセットを変化させるためのものなのです。2020/07/17

ウッディ

813
人が犯しがちな思い込みによる間違いに気を付けながら、データを正確に解釈することによって、今世界で起こっていることを知ろうという一冊。ベストセラーになった本だけあって、読みやすく、納得できる点も多くあった。しかし、貧困は減っているというけど、本当にそうなの?自分の子供の頃、周りも貧しかったから、貧困と感じなかったけど、当時の生活を今も強いられていたら貧困と感じる。これって貧困は減ったの?増えたの?今後、コロナの感染者が増えるのか、ロスリングさんが生きていたら、他にも質問してみたい事がいくつもありました。2020/07/15

zero1

800
自分の知識を疑い、情報のアップロードが大切だとこの話題本は訴えている。読めば【この世界はそれほど悪くない】と考えを修正するだろう。なるほど、多くの人に支持されるのには理由がある。だが私は疑いの目を持って読んだ。世界には77億もの人が住み環境破壊している。プラスチック製品を野放図に作り、多くの食品を捨てている。差別は蔓延り【女に教育は必要ない】と言い張る人たちがいる。その上、核兵器は世界を何度も滅亡させるだけある。都合のいい【いいとこどり】のデータばかりを集めて何になるのか(後述)。本書を称賛しすぎ。2020/03/14

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