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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
7
利用者の発見から層として捉えての選書、本は仮説のひとつだとすれば「買いたくない本」と拒否することもなく、偏ることを恐れることもない。選書から配架、除籍までの図書館の本の流れをコレクション形成の視点から書いた本。分類のフレキシブルな変更や混配など、利用者重視の考え。2017/09/12
スターライト
4
う~ん、読みたい内容とは違った。「本の見せ方」というので面陳する資料やその方法いわゆるディスプレイ的なことが知りたかったのだが、本書はコレクションの構築方法や排架の仕方が中心だった。たしかにNDCは主題別とはいえ、それは図書館目線であり利用者からすると不便なこともある。料理にしても材料や調理方法で選ぶ人もいると思うが、人気の料理家の本を読みたい人は料理の棚を隅から隅まで見ないとわからない場合もある。小説家も、その人のエッセイや紀行文だと分類が違うので苦労するだろう。常識にとらわれない工夫が大事だろう。2021/05/18
みずたまり
2
選書をするために、何を読んだら自分の中に指針ができるのかわからず、途方に暮れていた。その答えはこの本にある。部門ごとに何を読んだらいいのか載っているのでありがたい。限られた予算の中でも「利用者を否定しない」という著者のスタンスが素晴らしいと思った。手元に置いておきたい一冊。2017/10/16
天茶
1
★★★☆☆2023/08/29
charmy hitomi
1
図書館で借りて、まだ途中だけど、返却期限前に旅行が入ってしまい、一旦返却。今度は自分で買って読もう。 これね、選書をする立場の人は読んだほうがいいね。「買いたくない本」と「提供したくない本」の考え方、基準。頷くしかない。あとは、図書館利用者は本のプロではない。なので、新書やブックレットなんかの配架も、自館はプロ仕様になってないか、考えないといけないな。 やることいっぱいだな。2017/08/23