内容説明
本当に働きやすい社会、使いやすい製品、過ごしやすい街や家を目指していくために、ユニバーサルデザイン(UD)の考え方がますます重要になっています。第一部では「神崎柚衣さん」というキャラクターを通してUDを分かりやすく解説し、第二部ではダイバーシティやテレワークなどから、UDがなぜ現代の社会やビジネスに必要かを紹介しています。少子高齢社会とは、課題だけでなく多くのビジネスチャンスの宝庫であり、UDが社会のニーズを誰もが喜ぶカタチで顕在化できるものと気づくヒントが満載です。
目次
第1部 新入社員柚衣さんの冒険(まちのユニバーサルデザイン;会社のなかのユニバーサルデザイン;ものづくりのユニバーサルデザイン;家のユニバーサルデザイン;働き方のユニバーサルデザイン)
第2部 ユニバーサルデザインの本質を理解しよう(ユニバーサルデザインはなぜ生まれたか;ユニバーサルデザインとの出会い;ユニバーサルデザインを理解する;ユニバーサルデザインが進めば職場の中でユニバーサルデザインを探す;ユニバーサルデザインの二大要素 アクセシビリティとユーザビリティ;海外におけるユニバーサルデザイン;ユニバーサルデザインに関する法律;ユニバーサルデザインの未来)
著者等紹介
関根千佳[セキネチカ]
株式会社ユーディット(情報のユニバーサルデザイン研究所)代表取締役。長崎県佐世保市生まれ。九州大学法学部卒。日本IBM SNSセンター課長を経て、98年に(株)ユーディットを設立。内閣府、総務省、経済産業省、国土交通省など、各省庁や自治体の審議会委員を多数務める。美作大学客員教授、東京女子大学、新潟医療福祉大学等の非常勤講師。NTTドコモモバイル社会研究所理事。人間中心設計機構評議員。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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