減災・復興政策と社会的不平等―居住地選択機会の保障に向けて

個数:

減災・復興政策と社会的不平等―居住地選択機会の保障に向けて

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818826045
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3036

内容説明

減災・復興政策で、追い出され、置き去りにされる人びと。近年頻発する災害を事例に、社会的不平等が拡大する過程を検証し、居住地選択の自由と地域再生の両立する道を導き出す。

目次

災害リスクと社会的不平等
第1部 減災・復興政策における不平等の構造(減災・復興政策の特質と災害法制の推移―ハザードを避け、空間を作り変える;居住の安定/不安定を分かつ構造―減災・復興政策はどのように作動するか?)
第2部 「住宅困窮者を救済する」政策と不平等(発災から数ヶ月後の避難生活過程で何が起きたか?―発災時の犠牲と防ぎえた災害死;数ヶ月後から数年後の生活再建過程で何が起きたか?―孤独死という災害関連死)
第3部 「空間を作り変える」政策と不平等(強靭化した居住地に誰が住むのか?―ある復興土地区画整理の事例から;元の居住地から何が消えたのか?―二つの地盤災害の事例から;耐震化・不燃化がもたらす居住のゆらぎ―密集市街地改善の系譜と展開)
第4部 「ハザードを避ける」政策と不平等(誰が移転し、誰が原住地に残されたのか?―新潟県中越地震、集団移転の事例から;原住地からの「追い出し」を拒む人びとの行方―東日本大震災、災害危険区域指定の事例から;「事前復興」は誰を救い、誰を取り残しているか?―南海トラフ地震、太平洋沿岸地域の動向)
減災・復興政策の転換―「Build Back Better主義」を超えて

著者等紹介

田中正人[タナカマサト]
追手門学院大学地域創造学部教授、株式会社都市調査計画事務所所長、NPO法人リスクデザイン研究所理事長。1969年、京都市生まれ。最終学歴:神戸大学大学院自然科学研究科(環境計画学専攻)博士後期課程修了、博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。