出版社内容情報
●内容紹介(版元ドットコムより)
教育を抜きに、我が国の近代化は語れない。江戸時代における「寺子屋」「和歌」「和算」が村落社会に及ぼした影響、明治初期の大学事情などを、各地の事例から多角的に考察。
●目次(版元ドットコムより)
第1部 村落社会と学校教育
第1章 寺子屋と村落社会
内容説明
各地の事例から、江戸時代における「寺子屋」「和歌」「和算」が村落社会に及ぼした影響や明治初期の大学事情などを多角的に考察する。
目次
第1部 村落社会と学校教育(寺子屋と村落社会;「学制」前・地域からの教育構想;公教育の成立と展開;近代日本の初等中等教育と地域青年)
第2部 村落生活と学問・社会教育(和歌の展開と村落社会;地域歌人の近代;村落生活と和算;明治前期の地域学習運動)
第3部 中央と地方の知的相関(近代日本法制・教育の開拓と精神;明治期地方青年の遊学事情;初期法律専門学校の学生生活;明治期地方法律学校の消長)
著者等紹介
鈴木秀幸[スズキヒデユキ]
千葉県鴨川市に生まれ、育つ。明治大学(学部・大学院)で学んだのち、埼玉県の公立高校の教員となる。その傍ら、恩師・木村礎先生の指導を受けつつ、幕末維新期の地方庶民文化史を研究する。明治大学入職後は、百年史の編纂、大学史資料センターの設立・運営あるいは歴史学・教育学の授業に当る。2008年に学位(史学博士)を取得する。この間、同大学調査役、千代川村史編さん専門委員長、全国大学史資料協議会々長等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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