内容説明
患者への共感と看護師自身の感情の危機に、どう折り合いをつければよいのでしょうか?患者に触れることが減りつつある医療現場で、どのように看護の専門性を発揮していけばよいのでしょうか?わが国の難病看護を牽引されてきた原動力はどこにあるのでしょうか?“看護観を持つ”ことにはどのような意味があり、臨床現場でそれをどう育めばよいのでしょうか?大学で学士は何を学び、修士や博士は何を身につけるべきなのでしょうか?看護に関する法案は、国会でどのように決められてきたのでしょうか?地域包活ケア時代に看護職が持つべき、グローバルかつローカルな視点とは?…次世代を担う看護職たちの指標となるものは何か。若手研究者の問いに応え、戦後の希望と混乱の時代を切り拓いてきた7人の先達たちが語る、波乱に満ちたライフストーリーズ。
目次
稲岡文昭
川嶋みどり
川村佐和子
小玉香津子
近藤潤子
清水嘉与子
南裕子