目次
第1部 医療機器品質マネジメントシステムの概要(ISO13485の概要;医療機器の法規制;ISO13485要求事項のポイント)
第2部 ISO13485要求事項の解説(品質マネジメントシステム;経営者の責任;資源の運用管理;製品実現;測定、分析および改善)
第3部 医療機器のリスクマネジメントと法規制(医療機器のリスクマネジメント;薬機法、QMS省令、GVP省令およびQMS体制省令)
著者等紹介
岩波好夫[イワナミヨシオ]
名古屋工業大学大学院修士課程修了(電子工学専攻)。株式会社東芝入社。米国フォードECU開発プロジェクトメンバー、半導体LSI開発部長、米国デザインセンター長、NASDA(現JAXA)ロケット用LSI開発メンバー、品質保証部長などを歴任。現在、岩波マネジメントシステム代表。JRCA登録ISO9000主任審査員(A01128)。IRCA登録ISO9000リードオーディター(A008745)。AIAG登録QS‐9000オーディター(CR05‐0396、~2006年)。日本品質管理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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禿童子
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ISO13485といえば「医療用具の品質マネジメントシステム」と覚えていたが、ここでは「医療機器産業の品質マネジメントシステム」となっている。日本の法律「薬機法」の品質管理監督システム(QMS)省令の2021年改正によってISO13485の要求事項が全面的に取り入れられた。医療機器の品質管理についての国際標準規格に適合していれば、つまりISO13485認証を受けていれば国の承認審査が書類審査でOKとなったのは審査・承認のスピード化につながる。ISOと日本の法律は同じ英語でも訳語に違いがあるのが興味深い。2022/05/23