内容説明
現状レベルを目標レベルにもっていく方法について、著者らは長年にわたって研究してきた。本書は、その成果である新たなテーマ解決法「ピレネー・ストーリー」と、テーマ解決のために今後求められるビッグデータとのかかわり方について、数値データ・言語データの両面から活用・分析していくための考え方を、具体的な手法・ツールを用いて解説している。ピレネー・ストーリーは、産業界をはじめ、あらゆる場面でテーマ解決に役立つ手順として、広く活用できる手法である。
目次
第1部 ピレネー・ストーリー(「ピレネー・ストーリー」誕生の経緯;「ピレネー・ストーリー」の活用テクニック;5つの基本力を支援するQC手法;「ピレネー・ストーリー」の事例)
第2部 ビッグデータ時代への準備(予測のためのデータマイニング;将来のテーマ解決のためのビツグデータ生成法)
著者等紹介
野口博司[ノグチヒロシ]
1946年京都府に生まれる。1972年京都工芸繊維大学大学院工芸学研究科修士課程修了。東洋紡(株)に入社、1998年に大阪大学より工学博士を授与。2000年東洋紡(株)技術部長より流通科学大学へ転職。現在、流通科学大学商学部教授
磯貝恭史[イソガイタカフミ]
1949年岡山県に生まれる。1976年大阪大学大学院基礎工学研究科数理系博士課程中退。大阪市立大学医学部助手。1985年工学博士(大阪大学)。1996年大阪大学大学院基礎工学研究科助教授。2007年神戸大学大学院海事科学研究科教授。現在、流通科学大学商学部教授、神戸大学名誉教授
今里健一郎[イマザトケンイチロウ]
1972年福井大学工学部電気工学科卒業。関西電力(株)入社、同社TQM推進グループ課長、能力開発センター主席講師を経て退職(2003)、ケイ・イマジン設立(2003)。現在、ケイ・イマジン代表、流通科学大学講師、近畿大学講師、一般財団法人日本科学技術連盟嘱託、一般財団法人日本規格協会技術アドバイザー
持田信治[モチダシンジ]
1961年福岡県に生まれる。1984年九州工業大学情報工学科卒業。三菱重工業(株)入社、原動機開発部に配属。2005年東亜大学医療工学部医療工学科助教授。2010年流通科学大学情報学部経営情報学科助教授。現在、流通科学大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。