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内容説明
日本のアーカイブは、今―「公文書管理法」制定を見据えて。国民の共有財産たる公文書の保存とアクセスの重要性。アーカイブの公共性とアクセスの確保を、日米両国の経験を踏まえて提言。最前線で活躍する日米アーキビストら19名の最新報告集。
目次
第1章 アーカイブと公共性
第2章 アクセスの枠組み
第3章 アーカイブの設置
第4章 アーカイブ資料の共有化
第5章 アーカイブ資料の保存
第6章 アーカイブのアクセス―利用者の経験
第7章 日米をつなぐアーカイブ
第8章 国際関係の中のアーカイブ
第9章 歴史をつむぎ、歴史をつくるアーカイブ
著者等紹介
小川千代子[オガワチヨコ]
CA国際資料研究所代表。東京都立大学人文学部卒業。東京大学百年史編集室に1975年から12年間勤務。この間アーカイブ資料の管理に関心を抱く。1987年国立公文書館に転じ国際交流を担当。1989年CA取得。1993年国際資料研究所を設立。全国歴史資料保存利用機関連絡協議会副会長、記録管理学会副会長、ICA/SPA(国際文書館評議会専門家団体部会)運営委員(2000‐2008)など。東京大学大学院、東京学芸大学、中央大学、学習院大学講師
小出いずみ[コイデイズミ]
財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター長。1980年から財団法人国際文化会館で日本研究の専門図書館を担当。学術研究における一次資料の重要性とその情報資源化の必要性を痛感し、アーカイブスと資料アクセスに関心をもつ。A Guide to Reference Books for Japanese Studies(International House of Japan,1989.rev.ed.1997)編纂、『研究と資料と情報を結ぶ』(国際交流基金、2002)など会議の企画と会議録を編纂。2001年からは、主としてアメリカやアジアを対象とした二国間、多国間の国際文化交流プログラムを担当。2003年11月から現職。1978年同志社大学大学院修士課程修了(組織神学専攻)、1980年ピッツバーグ大学大学院修士課程修了(図書館学専攻)、2008年東京大学大学院修士課程修了(文化資源学専攻)。現在、同大学院博士課程在学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。