内容説明
「教育」は、教育する側にとっても自分が教えられ育つものである。という持論を基に、学力低下論争、後発進学校、予備校、学校週休2日制、いじめ問題などに鋭く切り込む。教育界に突きつける渾身の一書。
目次
第1部 「先生」百態(「先生」という尊称;保護者に詫び状を入れさせた高校;思考力を欠く教師たち)
第2部 教育―引き出す力(“教育パパ”血風録;後発進学校の勘違い;子供の自立を促す週休2日;“予備”でなくなった“予備校”;『分数ができない大学生』へのもどかしさ;大学入試の英語は必要だ;大学院と天下る教授たち;英語第二公用語化批判;<必修>が等閑視される不満;見守る、ということ―いじめ自殺考)
著者等紹介
澤井繁男[サワイシゲオ]
1954年札幌市生。東京外国語大学卒業。京都大学大学院修了。イタリア・ルネサンス文化専攻。関西大学文学部教授。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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