目次
1部 歴史を学び、今を考える(それでも日本人は「戦争」を選ぶのか?;日本の戦後―少数者の視点から)
2部 質問にこたえて(「国家は想像を超える形で国民に迫ってくる場合があります」;「戦争も歴史も身近な出来事から考えていくことで社会の仕組みが見えてきます」)
資料(英米共同宣言;開戦の詔書;『内外商業新報』1941年12月9日より ほか)
著者等紹介
内海愛子[ウツミアイコ]
1941年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部、同大学院文学研究科社会学専攻修了。在日朝鮮人などマイノリティ・少数者の人権をテーマに研究。1975年から2年間、インドネシア国立パジャジャラン大学で日本語教師。恵泉女学園大学教授、早稲田大学大学院客員教授などを経て、現在、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長
加藤陽子[カトウヨウコ]
1960年、埼玉県大宮市(現、さいたま市)生まれ、1989年東京大学大学院人文社会系研究科修了(文学博士)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科(日本史学)教授。専門は日本近現代史であり、特に1930年代の外交と軍事を中心に研究を続けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あきこま
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今話題の加藤陽子さんの本をどれか読んでみようかなと思って。講演会の話がそのまま書き起こされていて、当日配布されたレジュメとか関連資料とかも収録されていて、すぐ読めるけど充実の内容。恵泉女学園ってこんな気合の入った平和研究やっているんだ。わりと近くなので、講演会情報は要チェックだね。今政府が起こしている問題とか選択とか、やっぱり流していいようなものじゃなさそうって思った。色々な資料で戦時中の動きが見えてくる感じ。日本って諸外国からは札付きの狂犬みたいに見えていたんだろうなって…。戻るわけにはいかないね。2020/10/11