出版社内容情報
■人体から宇宙まで、あらゆるものを構成する元素
物質はすべて、さまざまな元素の組み合わせによってできています。
本書の第1章「元素の基本」では、「ビッグバン」までさかのぼる元素の登場の物語から、元素にまつわる研究・実験の歴史、元素をわかりやすく分類・整理する表である、周期表の登場まで、わかりやすく解説。元素、分子、原子、電子といった基礎用語の定義についてもしっかり理解できます。
■タテ読みで周期表を楽しむ!
元素を、「原子番号」の順で並べた周期表。そのタテの列を「族」、横の列を「周期」と言いますが、タテの列には似た性質が繰り返し現れます。その理由と、族ごとの特徴について、擬人化イラストを添えて解説。他の物質にモテモテだったり、変化しづらい孤高の存在だったり……あなたの「推しの族」(?)も、見つかるかもしれません。
■118の個性的な元素を徹底解説
元素番号1の水素から、118のオガネソンまで、一つひとつの元素について、イラストや図を添えて解説。発見の経緯や、レア度、私たちの暮らしの中でどのように使われているか、将来の展望などを紹介しています。また、「クローズアップ」として、ちょっとわかりづらい化学の知識や、レアアース、元素戦略といった最新情報も掲載。元素から世の中がわかる1冊です。
内容説明
周期表タテ読み&イラストで元素のしくみや性質がわかる!
目次
第1章 元素の基本(万物を作る素;元素と人類の歴史;元素を作る原子;周期表の見方;新スタイルの周期表;元素とものの成り立ち)
第2章 タテに読む周期表(タテ読み周期表ガイド;第1族 アルカリ金属;第2族 アルカリ土類金属;遷移元素;ホウ素族;炭素族;窒素族;酸素族;ハロゲン;貴ガス)
第3章 身近な元素たち(第1周期;第2周期;第3周期;第4周期;第5周期;第6周期;第7周期)
著者等紹介
左巻健男[サマキタケオ]
東京大学非常勤講師。1949年栃木県生まれ。千葉大学教育学部理科専攻(物理化学)卒。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程理科教育専攻物理化学講座修了。東京大学教育学部附属中学校・高等学校教諭、京都工芸繊維大学教授、同志社女子大学教授、法政大学教授などを経て現東京大学非常勤講師。理科教育研究者として、化学や元素の書籍を多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。