心がスッと軽くなる認知行動療法ノート―自分でできる２７のプチレッスン

福井 至/貝谷 久宣【監修】

ナツメ社（2015/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 143p／高さ 22cm
• 商品コード 9784816357947
• NDC分類 146.8
• Cコード C2047

内容説明

うつや不安、日々のストレスで心が晴れないときに。いつもの「ものの見かた」をちょっと変えるだけで気分がスッキリ明日がラクになります。

目次

１　心のつぶやきを見つめ直す（心がつらくなるのはどんなとき？―書いてみよう！“イヤなできごとシート”；自分の気持ちに点数をつける―書いてみよう！“気持ちの点数シート”；心に浮かんだ思いを言葉にする―書いてみよう！“心のつぶやきと気分のシート”　ほか）
２　はじめの一歩を踏み出す（１週間の行動を表に書き出す―書いてみよう！“気分と活動のモニタリングシート”；気分がつらくなる行動はどれ？―書いてみよう！“気分がつらくなる行動シート”；気分がよくなる行動を１日１個増やす―書いてみよう！“気分をよくする行動シート”　ほか）
３　心のルールから解放される（あなたを苦しめているルールは何？―書いてみよう！“「生きかたのルール」チェックリスト”；自分がつくり上げてきた「マイルール」に気づく―書いてみよう！“マイルール発見シート”；いまのルールのメリット、デメリットを書く―書いてみよう！“メリット＆デメリット比較シート”；　ほか）

著者等紹介

福井至［フクイイタル］
東京家政大学人文科学心理カウンセリング学科、大学院教授。臨床心理士、博士（人間科学）。１９８２年、早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得後、退学。札幌大学女子短期大学部助教授、北海道浅井学園大学人間福祉学部助教授、東京家政大学文学部助教授を経て、２００８年より現職

貝谷久宣［カイヤヒサノブ］
医療法人和楽会理事長、パニック障害研究センター所長、京都府立医科大学客員教授。医学博士。１９６８年、名古屋市立大学医学部卒業後、ミュンヘンのマックス・プランク精神医学研究所に留学。岐阜大学医学部助教授、自衛隊中央病院神経科部長を経て、９３年、なごやメンタルクリニック開院。９７年、赤坂クリニック理事長となる。パニック症や社交不安障害治療の第一人者として、幅広く活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スプーン]

読みやすく、実行しやすそうな、認知行動療法の本。 イラストも多く、わかりやすいです。 自身の小さな悩みが、実は「どう生きるか」という生き方の核心の部分とつながっていたりして、なかなか深いです。

2020/04/11

[Taka]

読みやすくてわかりやすい。タイトル通り心がスッと軽くなる本。日常感じている気持ちや感情を可視化するってあまり考えたことなかったけど、気付きがあったり、見方を変えることができて結構いいかも。ビジネスや業務で可視化ってよくあるアプローチだけども、自分の気持ちとかにも応用が効くんだなーとちょっと勉強になった。

2016/06/03

[29世紀]

☆５☆認知行動療法のワークは色々ありますが、リワークで「まずはこれ」と勧められたのでやってみました。最初は薄いし軽そうだしこれでいいのかなあと思ったけど、実際に取り組んだら、しっかりエッセンスが凝縮されているし、きちんと流れができているし、後から読んでも役に立つようにできていて、かなり良かったです。絵もカワイイ。欲張らず、１日１レッスンずつやったのが良かったです。数日経つと、意外と自分の書いたことでも忘れるもんだな、ということにも気付きます。今後も何かあったら読み返したいです。

2022/05/03

[しょー]

書き込み式でゆったりできます。例示があるから書きやすいですよ。

2016/10/25

[ぽけっとふくろう]

　認知行動療法の入門書のような本。体系的に書かれていてそれぞれのワークシートへ書き込むような作りになっている。読んだだけでは身につくことが難しいので、まずはワークシートに取り組んでいきたいと思う。少しでも自己理解と安心して生活できるようになれたら嬉しいです。

2023/11/28