内容説明
天気図の読み方から、身近で起きる様々な気象現象のしくみ、そして日本の四季の豊かさまでを、ビジュアルで紹介!究極の写真&イラストで読み解く!オールカラー。
目次
第1章 春(春の特徴と二十四節気;春一番;寒の戻り ほか)
第2章 梅雨(梅雨の特徴と期間;梅雨入り;梅雨の雨の2つのタイプ ほか)
第3章 夏(夏の特徴と二十四節気;盛夏;夕立 ほか)
第4章 秋(秋の特徴と二十四節気;残暑;秋の長雨 ほか)
第5章 冬(冬の特徴と二十四節気;木枯らし;小春日和 ほか)
第6章 気象のしくみ(気圧がわかれば天気もわかる;天気図の見方 ほか)
第7章 気象予報、環境問題(気象観測最前線ひまわり8号;NASAによる地球全体の光彩度画像 ほか)
著者等紹介
平井信行[ヒライノブユキ]
気象予報士。NHK総合テレビ気象キャスター。1967年熊本県八代市生まれ。東京学芸大学教育学部で地理・気候学を学び卒業。1996年よりNHK総合テレビの気象キャスターを務め、現在はNHK「ゆうどき」などに出演。天気予報をわかりやすく伝えるために、CGやイラストを用いるなど、新しい表現に積極的に取り組んでいる。小学校教員の免許を持ち、学校に出向いて天気や地球環境、夢を持つことの大切さなどの授業も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
107
NHK総合テレビ気象キャスター平井信行さんが監修。晴れ、雨、曇り、雪などの天気を平等に扱うというポリシーを持って、天気と気象のしくみを詳しく真面目に解説。晴れがイイとか、雨だから悪いってことではないんですネ。二十四節気、芭蕉の俳諧なども取り上げられ、これ一冊で天気のすべてが分かります。あっぱれ! マラソン・野球を愛する体育会系気象予報士っていうことで、マラソン大会のポイント予報を是非お願いしたいです。2019/08/19
クリママ
40
図解や写真を多く用いた四季の天気、気象の解説。春がすみやゲリラ豪雨、時雨などのよく聞く言葉、二十四節季、とても素敵な雨と風の名前、芭蕉の俳諧、四季のコラム、そして、気象予報や環境問題まで、見て楽しく、読んでわかりやすい。まさにパーフェクト辞典。しっかり読んで、覚えられたら、お天気博士になれそうだ。2019/11/16
けいぴ
35
おもしろそうなので図書館で借りてみたが、これは購入して手元におきたい。写真がきれいだし、解説が分かりやすかった。日本の四季が楽しめる。 2019/09/08
スプリント
5
気象情報だけでなく季節の風物詩や慣用句などの情報の載っており内容盛りだくさんです。気象情報の知識があまり無い方は最終章を先に読むことをオススメします。2015/04/20
かわばた しんご
3
文字と写真のバランスがよくて非常に読みやすかったです。天気図の見方や気象の仕組みが難し過ぎず平易な説明だったのが飽きさせず最後まで読めました。晴れの日や雨の日、風や波、四季折々の現象というのが地球規模の自転や公転、太陽との距離と局地的な地形など組み合わされて営まれていることを改めて実感できます。アメダスについてネットで調べてみると全国のアメダス設置場所を訪問した強者もいます。そうした興味を広げさせてくれた本でした^ - ^ちなみに防府市では植松にあるそうです。2017/01/31