図解 よくわかる大人の発達障害

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  • サイズ B5判/ページ数 143p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784816349720
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C2047

内容説明

なぜか仕事や対人関係で失敗を繰り返してしまう…発達障害の特徴、「自分と他人とのズレ」に気づいて、生きにくさを解消しよう。ソーシャルスキルを身につけ、スムーズな人間関係をつくるヒントを紹介。仕事に就いて自立するためのアドバイス、周囲の支援のポイントを解説。

目次

「大人の発達障害」理解度チェック
1章 なぜか、仕事や対人関係で失敗を繰り返す人
2章 発達障害の診断と効果的なケアのしかた
3章 生きにくさを解消するための心と体のトレーニング
4章 仕事に就いて自立するために
5章 周囲の人はこのようにサポートする
6章 ケーススタディー 事例と効果的な対応のしかた

著者等紹介

中山和彦[ナカヤマカズヒコ]
愛媛県生まれ。1977年東京慈恵会医科大学卒業。同大学精神医学講座で研修後、助教、講師、准教授を経て、1996年ロンドン大学精神医学研究所にて客員教授として留学。2001年より中華人民共和国大連医科大学客員教授。2004年より東京慈恵会医科大学精神医学講座主任教授。専門は精神薬理学、非定型精神病、女性精神医学、臨床てんかん学、森田療法。日本精神神経学会評議員、日本心身医学会評議員、日本生物学的精神医学会評議員、日本神経精神薬理学会評議員、東京都精神医学会理事、日本森田療法学会理事ほか

小野和哉[オノカズヤ]
東京都生まれ。1990年香川大学医学部医学科卒業。東京慈恵会医科大学精神医学講座入局。1992年成増厚生病院勤務。1993年東京慈恵会医科大学精神医学講座助手。2005年より同大学専任講師。同大学付属病院精神科診療医長。医学博士。精神保健指定医、日本精神神経学会認定指導医、日本児童青年精神医学会認定医、社団法人全国幼児教育研究協会理事、日本ADHD学会事務局長、日本心身医学会評議員ほか。専門は、児童思春期精神医学、精神療法学、精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳蓮☆道央民

87
★★★★★読みやすかったし、自分の障害についても知れて、読んで良かった。だけど、やっぱり生きづらいのかな~?って思っちゃうな。ASDと、ADHD抱えてたら、佳蓮は、ASDの方が特徴的に強いのかな。これは、もっと自分の周りの人にも読んで欲しいな。自分ももっと自分の障害について知るために、もっと調べるけど。だけど、やっぱりこれからどうなるのかが不安だな。自分の得意、不得意を見付けて、得意分野を見付けて、それを活かして仕事したい。あまりネガティブに考えても仕方ないんだけどさ。もうちょっと時間かかるかな。2017/02/11

ゼロ

70
発達障害を考える大人の発達障害。図解を多く入れて、見開きの2ページで一つのセンテンスが完結しているので読みやすかったです。発達障害と言えば、自閉症・アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム・ADHDについて解説があり、イメージが付きやすかった。こんな症状だから、効果的なケアの仕方、仕事で自立するため、周囲の人のサポート、ケーススタディと一通りを網羅していたので理解しやすかった。全体的に、暗黙の了解が数多くあり、それを理解できないから苦労することが多いのかなと。本人よりも周りの理解が大事なのかなと感じました。2017/08/09

ぼんくら

22
2010年刊。見開き一項目なので見やすい。イラストが過剰でないので文章も読みやすい。症状や受診、相談、日常生活まで内容はもりだくさんなのに、簡潔にまとめられている。2016/01/22

コジターレ

7
加害者臨床の研究第3弾。図解が分かりやすい良書。発達障害はその二次障害によりハラスメントの被害者になりうると考えていたが、その障害特性により加害者にもなりうる。そのような問題意識を持ち、発達障害の再学習。管理職が相手の立場を考慮せず、距離感が掴めず、共感性が低く、思い込みが激しいと、悪意なくハラスメントの加害者になりうるな。しかし、その立場ゆえに介入や支援は難しいだろう。それに、マネジメントは上記の発達障害の特性と真逆のことをするものだし。どうしたものか。。2016/11/15

かきみな

7
ソフトには書かれているが、小中学校時代と違って、高校・大学・就職と進むにつれ、(親や親しい人達からのサポートはいくらかあるだろうとは言え)どんどん苦労と責任を自分で負わなくてはいけなくなることが分かる。障害のない子にも同じようにやってくる段階だろうが、人々から理解されにくい特性を持つ彼らには厳しいものではないかと想像する。2011/12/13

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