派閥の中国政治―毛沢東から習近平まで

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811310
  • NDC分類 312.22
  • Cコード C3031

出版社内容情報

公式には存在を否認されながら、権力闘争や政策論争の展開を根本で規定してきた中国共産党の派閥集団。その隠れた実態とダイナミズムをクリアに描出し、建国以前から文化大革命や改革開放を経て現在に至る流れを新たな視点で再解釈する。権威主義体制において派閥が担う真の役割とは?

内容説明

公式には存在を否認されながら、権力闘争や政策論争の展開を根本で規定してきた中国共産党の派閥集団。その隠れた実態とダイナミズムをクリアに描出し、建国以前から文化大革命や改革開放を経て現在に至る流れを新たな視点で再解釈する。権威主義体制において派閥が担う真の役割とは?「一党独裁」の背後で動くもの

目次

序章 派閥と政争―派閥研究の理論枠組み
第1章 中国における派閥の歴史と特徴―北洋軍閥・中国国民党・中国共産党
第2章 毛沢東の派閥操作術―革命戦略と留ソ派・周恩来・劉少奇
第3章 「林彪集団」と文化大革命―毛沢東独裁の完成と江青
第4章 余秋里の石油閥と「洋躍進」―華国鋒の経済発展戦略の挫折
第5章 陳雲・経済保守派と改革・開放―「改革・開放の総設計師」〓小平再考
第6章 江沢民の上海閥と社会主義の変容―政治の制度化と胡錦涛・習近平
終章 中国共産党と派閥―レーニン主義と比較の視点

著者等紹介

李昊[リコウ]
1988年生まれ。2020年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科講師・日本国際問題研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

12
民国期の国民党・中共から現在まで、林彪集団、石油閥、上海閥などの派閥を軸に中国の政治史を辿る。自他ともに対比される習近平と毛沢東だが、毛沢東が鄧小平ともども派閥に対して超然的な態度を取ったのに対し、習近平は江沢民ともども派閥に依存した指導者であるという。また日本の自民党など各国の派閥との比較も行っており、国政選挙がないという点では日本などとは派閥の形成やそのあり方が違っているが、派閥を単位とした党内の競争が党内の多様性を高め、危機への対応力が高まり、政権の持続に寄与するなど共通点も存在するようだ。2024/05/09

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