「満洲国」以後―中国工業化の源流を考える

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「満洲国」以後―中国工業化の源流を考える

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  • サイズ A5変判/ページ数 349p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811143
  • NDC分類 509.222
  • Cコード C3033

出版社内容情報

戦後の混乱と破壊を乗りこえ、社会主義化の最前線かつ最大の生産拠点へと成長した中国東北。鞍山や瀋陽といった巨大都市の内外で、帝国支配の「遺産」が時代をこえて幾重にも再編されるプロセスを初めて実証。改革開放後の変容も視野に、歴史を貫く流れを比類なき密度で描く。

内容説明

戦後の混乱と破壊を乗りこえ、社会主義化の最前線かつ最大の生産拠点へと成長した中国東北。鞍山や瀋陽といった巨大都市の内外で、帝国支配の「遺産」が時代をこえて幾重にも再編されるプロセスを初めて実証。改革開放後の変容も視野に、歴史を貫く流れを比類なき密度で描く。

目次

満洲国以後の東北工業
第1部 満洲国の遺産と国共内戦(鞍山の復興と中国企業の叢生―社会主義化の初期条件;国共内戦下の工業化―哈爾濱・瀋陽を移動する軍需生産;新京における工業化―膨張する「国都」とその限界)
第2部 共産党政権下の工業化(鞍山における基幹産業の構築―母企業の創設;旧日系企業の再編と「南廠北遷」―瀋陽・哈爾濱の重工業化の新展開;旧日系企業の下請から新中国の担い手へ―瀋陽における中国機械企業の変容;長春における工業化の展開―廃墟からの出発と自動車工業の創生)
第3部 社会主義改造の軌跡(鞍山における三反五反運動と公私合営化―企業改革と企業家の動向;急がされた社会主義改造―加工訂貨の効用と瀋陽・哈爾濱;長春の旧糧桟にみる戦後の企業再編―国共内戦期・共和国成立期の益発合)
東北の工業化から社会主義中国の工業発展へ

著者等紹介

松本俊郎[マツモトトシロウ]
1952年東京生まれ。現在放送大学岡山学習センター所長、岡山大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。