出版社内容情報
日本だけではない。若者だけではない。――共通性と違いに目を向けることで、初めて見えてくる処方箋。著者自身の国内外での臨床経験と、精神医学の知見を踏まえつつ、当事者と向きあい、社会に問いかける、「ひきこもり」「ごみ屋敷」問題を根本から考え直す洞察の書。
内容説明
日本だけではない。若者だけではない。共通性と違いから初めて見える処方箋。国内外での臨床経験と、精神医学の知見を踏まえつつ、当事者と向きあい、社会に問いかける洞察の書。
目次
序章 「ひきこもり」とは、「ごみ屋敷」とは何か(精神医学におけるひきこもり;ひきこもりの精神病理 ほか)
2 ひきこもり―各論(ひきこもりはヨーロッパでどう見られているか;フランスのひきこもりの精神病理 ほか)
3 ごみ屋敷(ごみ屋敷はひきこもりの高齢者版か;海外のごみ屋敷とその精神病理―ディオゲネス症候群、溜め込み障害、ノア症候群 ほか)
終章 個人の病理か、社会の病理か
著者等紹介
古橋忠晃[フルハシタダアキ]
1973年生まれ。2011年名古屋大学より博士(医学)取得。現在名古屋大学総合保健体育科学センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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