塩と帝国―近代日本の市場・専売・植民地

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塩と帝国―近代日本の市場・専売・植民地

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  • サイズ A5判/ページ数 474p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815810559
  • NDC分類 669
  • Cコード C3033

出版社内容情報

帝国日本の経済と生命を支えた一次産品、塩の生産・流通・消費の動態をトータルに解明、植民地塩の内地への浸透プロセスを専売や瀬戸内塩業も視野にとらえて、忘れられた塩の経済圏の全体像を示すとともに、戦後へとつながる食料、資源の対外依存構造のルーツを描き出す。

内容説明

塩の経済圏の全体像。帝国日本の経済と生命を支えた一次産品、塩の生産・流通・消費の動態をトータルに解明、植民地塩の内地への浸透プロセスを専売や瀬戸内塩業も視野にとらえるとともに、戦後へとつながる食料、資源の対外依存構造のルーツを描き出す。

目次

植民地と1次産品・食塩
第1部 内地市場と植民地塩(内地食塩市場の重層的構造と植民地塩;内地製塩業経営の拡大と資金調達―香川県綾歌郡宇多津町の製塩会社;台湾塩生産の拡大と内地人事業者優遇政策―台湾人事業者の主導性と補助政策の限界;関東州塩の輸出余力発生と対中交渉―外務省・関東都督府の対立と大蔵省 ほか)
第2部 政策・専売と植民地塩(内地製塩業政策と台湾塩専売制度―1894‐1903年;大日本塩業協会の活動と農商務省;塩専売法施行と制度批判の高揚―1904‐08年;塩専売制度の改定と「転換」―1907‐19年 ほか)
帝国日本の「膨張」と植民地産1次産品

著者等紹介

前田廉孝[マエダキヨタカ]
1985年東京都に生まれる。2008年慶應義塾大学経済学部卒業。2013年慶應義塾大学大学院経済学研究科経済学専攻後期博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員(DCI)、西南学院大学経済学部専任講師、同准教授を経て、慶應義塾大学文学部史学系日本史学専攻准教授。博士(経済学)慶應義塾大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とりもり

2
大著。1900年前後の塩の生産地・市場の変遷から当時の経済を描写する一冊。瀬戸内海地域を中心とした塩田での塩生産から、植民地産の塩(当初は低品質品として内地産品とは区別されていた)がシェアを伸ばしていく過程などが示される。また、市場の安定・税収などの観点から塩が専売化され(子供の頃はまだ専売品だったな…)、生産地の整理が行われていく過程なども興味深かった。高松パブリックゴルフコースが塩田跡地だったことなども思い出しながら読了。第二次世界大戦前後まで分析されているとなお良かったかな。★★★☆☆2022/12/07

takao

2
2015年の博士学位請求論文近代日本の専売政策とその市場的基盤 慶應義塾大学(博士(経済学))甲第4287号を大幅加筆2022/07/03

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