野蛮と宗教〈1〉エドワード・ギボンの啓蒙

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野蛮と宗教〈1〉エドワード・ギボンの啓蒙

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815810412
  • NDC分類 232.8
  • Cコード C3022

出版社内容情報

ヨーロッパの文明につきまとう「野蛮と宗教」という主題。それを壮大な世界史のなかで描き上げた歴史家ギボンの生涯を軸に、多様な啓蒙思想との出会いから、『百科全書』との対決、ローマ帝国史の着想までをたどる。『マキァヴェリアン・モーメント』の著者によるもう一つの主著、ついに邦訳開始。

内容説明

複数の啓蒙を巡る旅へ。ヨーロッパの文明につきまとう「野蛮と宗教」という主題。それを壮大な世界史のなかで描き上げた歴史家ギボンの生涯を軸に、多様な啓蒙思想との出会いから、『百科全書』との対決、ローマ帝国史の着想までをたどる。『マキァヴェリアン・モーメント』の著者によるもう一つの主著、ついに邦訳開始。

目次

第1部 イングランドとスイス 一七三七~六三年(パトニー、オクスフォード、イングランド啓蒙の問題;ローザンヌとアルミニウス派の啓蒙;若きギボンの再教育―方法、不信仰、歴史への転回 ほか)
第2部 パリとの出会いと博学の擁護 一七五八~六三年(英仏の啓蒙における学識の政治学;碑文・文芸アカデミーにおける博学と啓蒙;ダランベールの『百科全書序論』―啓蒙哲学者の歴史認識 ほか)
第3部 ローザンヌとローマ、ある主題への旅 一七六三~六四年(ローザンヌへの復帰と博学の追究;ローマへの旅と意図の変化)
エピローグ ギボンと「異なるリズム」

著者等紹介

ポーコック,J.G.A.[ポーコック,J.G.A.] [Pocock,J.G.A.]
1924年ロンドン生まれ、ニュージーランドのクライストチャーチで育つ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。現在、ジョンズ・ホプキンズ大学名誉教授。思想史研究における世界的第一人者。『野蛮と宗教』により、アメリカ哲学協会のジャック・バーザン賞を受賞

田中秀夫[タナカヒデオ]
1949年滋賀県に生まれる。1978年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。甲南大学教授、京都大学教授、愛知学院大学教授などを経て、京都大学名誉教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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PETE

2
イングランドには啓蒙思想家がフランス革命前後になるまでほとんど出てこないというそれまでの支配的見解に対して、『ローマ帝国衰亡史』の著者ギボンの知的遍歴を解明していくことで、フランス啓蒙以前のオランダやスイスでのプロテスタントの啓蒙運動の洗礼をギボンが初期に受けたこと、イングランドでは清教徒革命の恐怖から、教会やジェントリーがある種の啓蒙の担い手となりはじめていて、文人たちが権力から対立して第二公共圏を作る必要がなかったこと、ギボンがプロテスタント啓蒙とスコットランド啓蒙を繋いだことなどが主張される。2022/01/11

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