内容説明
歴史性を担う種に注目、エコロジーの新地平。個体群ではなく、遷移現象やすみ分けなどの種間関係を通じて、森林群集を空間的・時間的に捉え直し、系統分類学と生態学を統合する。
目次
種の特性と群集
第1部 植物の系統と分類―ブナ科の位置付け
第2部 樹木の生活史と生態―ブナ科に即して
第3部 森林のダイナミクス―火山植生の遷移を中心に
第4部 すみ分けと種分化
第5部 森林群集論
系統生態学の展望
著者等紹介
広木詔三[ヒロキショウゾウ]
1944年茨城県に生まれる。1974年東北大学理学研究科博士課程修了。名古屋大学教授、愛知大学特任教授などを経て、名古屋大学名誉教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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