内容説明
基礎から最先端まで。受精・神経・免疫・癌・感染などにおいて、「第3の生命鎖」が果たす役割を解説。理学・農学・医薬系などの大学院生・研究者必読。
目次
第1部 糖鎖生物学概論(生物と糖鎖;糖鎖の構造;糖鎖の生合成と分解;糖鎖の機能;糖鎖の多様性と不均一性)
第2部 糖鎖情報の形成(糖代謝情報;タンパク質の品質管理とN型糖鎖;マイクロドメイン形成)
第3部 糖鎖情報の解読(受精と糖鎖;発生と糖鎖;神経と糖鎖(1)―神経発生と再生
神経と糖鎖(2)―神経機能
免疫と糖鎖(1)―免疫調節
免疫と糖鎖(2)―自然免疫の抑制
免疫と糖鎖(3)―獲得免疫
癌と糖類
感染と糖質)
著者等紹介
北島健[キタジマケン]
1987年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、名古屋大学生物機能開発利用研究センター教授、理学博士
佐藤ちひろ[サトウチヒロ]
1997年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院生命農学研究科教授、理学博士
門松健治[カドマツケンジ]
1988年九州大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院医学系研究科教授、医学博士
加藤晃一[カトウコウイチ]
1991年東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。現在、自然科学研究機構生命創成探究センター教授、薬学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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