内容説明
異文化と出会った“普遍”の使者たち。大航海時代から啓蒙時代にかけて、アジアやアメリカに派遣されたイエズス会士らは、現地社会に適応することで布教を試みる。だが、それは今日なお解決しえない難問の蓋を開けることだった。異文化適応を軸にキリスト教の世界宣教の全体像に迫る。
目次
1 宗教をめぐる対話
2 理性と科学
3 翻訳と包摂
4 美術を介した交渉
5 適応の限界
6 普遍と文明
著者等紹介
齋藤晃[サイトウアキラ]
1963年生。1994年東京大学大学院総合文化研究科文化人類学専攻博士課程単位取得退学。現在、国立民族学博物館人類文明誌研究部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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