内容説明
公平原則から説き起こし、課税の原理、各種租税の比較、公債、雇用政策など、財政学の核心を明晰に論じた古典。実際的有用性の観点から今なお評価が高い、ピグー厚生経済学体系の三部作の一つを、重要論文とともに、第一人者が初めて邦訳。
目次
財政学“第3版”(1947年)(一般関連問題;税収;財政と雇用)
善の問題(1908年)
J.M.ケインズ氏の『雇用、利子および貨幣の一般理論』(1936年)
古典派の定常状態(1943年)
著者等紹介
本郷亮[ホンゴウリョウ]
1972年大阪府に生まれる。2004年関西学院大学経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。現在、関西学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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