内容説明
何を守り、何を見直していけばよいのか。なしくずしの政策追随に陥る大学。なぜこんなことになっているのか。価値や理念や規範をめぐる議論を避けることなく、教育の質、評価、学問の自由など具体的なトピックを通して、よい改革論とダメな改革論を区別し、大学が公共的な役割を果たし続けられる道を拓く。
目次
1 総論
2 大学の組織と教育改善
3 大学の分野別教育の質保証をめぐって
4 評価の問題
5 学問の自由と大学の自律性
6 これからの社会と大学
著者等紹介
広田照幸[ヒロタテルユキ]
1959年生まれ。1988年東京大学大学院教育学研究科修了。南山大学文学部助教授、東京大学大学院教育学研究科教授などを経て、日本大学文理学部教授、日本教育学会会長。著書、『陸軍将校の教育社会史』(世織書房、1997年、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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