ジェノサイド再考―歴史のなかのルワンダ

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ジェノサイド再考―歴史のなかのルワンダ

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815809317
  • NDC分類 312.455
  • Cコード C3031

内容説明

1994年の悲劇を導いた力学は、「多数派部族による少数派の虐殺」という標準的な解釈では捉えきれない。脱植民地化から体制の転換を経て内戦へと向かう複雑な過程を、旧宗主国や国連の動向、冷戦などの国際的な文脈に置きなおして丹念にたどり、新たに全体像を提示する意欲作。

目次

ルワンダの政治とエスニシティを再考する
第1部 革命・独立前のルワンダ(植民地化以前のルワンダと植民地支配の影響―19世紀~20世紀中盤;革命前夜の改革―1950年代中盤~59年10月)
第2部 革命・独立とエスニシティ(万聖節の騒乱とその影響―1959年11~12月;協調の模索―1960年1~7月;革命の完成とエスニックな暴力 1960年7月~61年2月;そして独立へ 1961年3月~62年7月)
第3部 革命・独立後のルワンダ(フトゥ共和制期のルワンダ―1962~90年;内戦からジェノサイドへ―1990~94年)
第4部 ジェノサイド後のルワンダ(新しいルワンダの建設とエスニックな対立の克服をめざして―1994~2017年;過去をめぐる対立―歴史認識の変遷と記憶の多様性)
歴史から学ぶ

著者等紹介

鶴田綾[ツルタアヤ]
1981年生まれ。2005年一橋大学法学部卒業。2012年一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。2014年エディンバラ大学アフリカ研究センター博士課程修了。現在、中京大学国際教養学部講師、Ph.D(アフリカ研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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テツ

25
ルワンダという国の成り立ちとフツとツチの間に起きた虐殺について。ジェノサイドに至るまでの過程と煽られ昂るフツの人々の記録を今目にしたら、何故フツの穏健派と呼ばれた人々が中心となって(やがて彼らも虐殺の対象となってしまうが)踏み留まることができなかったのかと思ってしまうけれど、リアルタイムでそうした高揚する時代の空気に抗うことって至難の業なんだろうな。尽きない鎮魂の祈りと共に、この悲劇を無駄にしないように、繰り返すことのないように、ぼくたちは扇動者の言葉に流されないよう注意して生きていかなければならない。2021/06/08

活字の旅遊人

1
ルワンダ通史としてもまとまっている。

破綻国家マニア

0
結局フツ族とツチ族の違いってなんなんだ……?2022/05/29

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