博士号のとり方―学生と指導教員のための実践ハンドブック (第6版)

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博士号のとり方―学生と指導教員のための実践ハンドブック (第6版)

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  • サイズ A5判/ページ数 359p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815809232
  • NDC分類 377.5
  • Cコード C1037

出版社内容情報

内 容
誰も教えてくれなかったガイドの決定版。技術マニュアルを超えて、博士号取得をその考え方から解説、論文の執筆計画から教師・学生のコミュニケーションにいたるまで、だれもが経験するプロセスへの対応をわかりやすく論じ、学生・教員から絶大な支持を集める世界的ベストセラー。

目 次
 第6版への序文

第1章 博士課程の学生になるということ
    博士課程教育の性質
    研究学生になる心理
    本書の目的

第2章 博士課程に入る
    分野から研究機関を選ぶ
    初めての連絡
    入学要件
    研究費と研究サポート
    科学的研究プログラム
    通信教育は可能か
    パートタイムの学業
    研究環境を選ぶ
    指導教員を選ぶ
    研究学生としての始動
    博士課程の俗説と現実
    チームワーク

第3章 博士学位の本質
    博士号の意味
    完全なプロの研究者になる
    修士号と博士号の違い
    学生のねらい
    指導教員のねらい
    論文審査委員のねらい
    大学と研究評議会のねらい
    ミスマッチと問題

第4章 博士号を取得しない方法
    博士号を欲しがらない
    博士号の必須要件を過大評価することによる誤解
    過小評価による博士号の要件の誤解
    博士号の要件を理解する指導教員をもたないこと
    指導教員との連絡が途絶えること
    研究環境にいないこと
    論文をもたないこと
    他人の業績の盗用・剽窃、または結果の捏造
    修了前に就業すること

第5章 研究の仕方
    研究の特徴
    良い研究の特徴
    基本的な研究の種類
    博士号のための研究はどの種類がよいか
    研究する技法
    研究のツール

第6章 博士論文の型
    博士号の型を理解する
    章立ての詳細な枠組と選択
    実践にもとづく学問分野における博士号
    連立したプロジェクトとしての博士号
    出版済みの自分の文献をもとに博士号を取得する
    オリジナリティーという概念

第7章 指導教員との付き合い方
    指導チーム
    指導教員が博士課程学生に期待すること
    指導教員を「育てる」必要性
    コミュニケーションの壁の取り払い方
    指導教員を替える
    指導における不適切な関係

第8章 博士論文を書く
    何を書くか
    いつ書くか
    どう書くか
    ライターズブロック
    論文の内容と文体
    学会発表論文と学術誌論文を書く
    オープンアクセス
    偽カンファレンス、偽学術誌、そして自費出版

第9章 博士課程のプロセス
    心理面
    プロジェクトマネジメント
    博士課程中に教鞭をとる

第10章 研究環境において直面しうる問題
    研究環境に身を置くことのチャレンジ
    規定時刻のないことによる問題
    パートタイム学生が直面する問題
    ストレス対策と健康状態の保持というチャレンジ
    差別に直面するという問題
    ハラスメントを受けるという問題
    留学生として直面するかもしれない問題
    外国語で学業をするというチャレンジ
    外部から奨学金を得ている学生としてのチャレンジ
    学術的ロールモデル不足の問題
    非若年学生であることのチャレンジ
    トピックや研究方法の妥当性の合意に達する難しさ
    コミュニケーション、ディベートとフィードバックの難しさ
    不正行為に直面するといった問題
    学生であると同時に作業員でもあることのチャレンジ
    むすび

第11章 審査制度
    提出の告知
    審査委員とのアポイントメント
    論文提出
    口頭審査(口頭試問、口頭試験)
    審査結果
    抗告手続き

第12章 指導と審査の仕方
    学生が指導教員に求めているもの
    ロールモデルの確立
    研究手法の指導
    遠距離からの指導
    リサーチアシスタントの指導
    指導教員チームとして働くこと
    学生が困難を克服できるように援助すること
    指導力のトレーニング
    審査の仕方
    良い指導の成果

第13章 研究機関の責務
    大学の責務
    研究科の責務
    むすび

 付録1 学生のための研究進捗度自己診断
 付録2 自己評価アンケートおよび博士課程学生の指導にあたっての実務的な課題に
     関する議論
 付録3 指導教員候補者への最初のアプローチの仕方
 訳者あとがき
 参考文献
 索 引

内容説明

誰も教えてくれなかった!ガイドの決定版。技術マニュアルを超えて、博士号取得をその考え方から解説、論文の執筆計画から教師・学生のコミュニケーションにいたるまで、だれもが経験する実践的課題への対応をわかりやすく論じ、学生・教員から絶大な支持を集める世界的ベストセラー。

目次

博士課程の学生になるということ
博士課程に入る
博士学位の本質
博士号を取得しない方法
研究の仕方
博士論文の型
指導教員との付き合い方
博士論文を書く
博士課程のプロセス
研究環境において直面しうる問題
審査制度
指導と審査の仕方
研究機関の責務

著者等紹介

角谷快彦[カドヤヨシヒコ]
1976年生。民間企業勤務等を経て、2005年早稲田大学大学院公共経営研究科修士課程修了。2010年シドニー大学大学院経済ビジネス研究科博士課程修了。2011年Ph.D(シドニー大学)取得。名古屋大学大学院経済学研究科特任准教授等を経て、広島大学大学院社会学研究科准教授、広島大学医療経済研究拠点拠点リーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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香菜子(かなこ・Kanako)

23
博士号のとり方[第6版]―学生と指導教員のための実践ハンドブック―。E・M・フィリップス先生の著書。博士号のとり方博士号取得の方法をだれにもわかりやすく解説している良書。博士号をとりたい博士号を取得したいと思っても誰でも簡単にとれるものではないのが博士号。だからこそ博士号は価値があるし博士が尊敬を集めている。学生と指導教員の双方にとって博士号のとり方博士号取得の方法が学べる一冊なのかな。2022/07/23

めんま

11
博士課程において博士号の取得に必要なこと、やるべきこと、身につけた方がよいスキル・考え方を学べる。イギリスの大学がモデルとなっており、日本とは少し異なるが、目を通しておくに越したことはない。博士号の取得がひたすらに「努力!」ではなく、一定の道筋が見えてくる点で嬉しい。2021/03/13

minochan

5
博士課程では、研究のために研究するのではない。あくまで自分が博士号をとるに値する人間であることを示すために、研究するのである。という考え方が衝撃的だった。それではロマンがないのでは…と感じたが、確かに本当にやりたい研究は博士号をとった後でやればいい…のか。2020/08/22

🅿︎

3
博士号取得には、博士過程についてよく理解することが重要だと痛感した。 学生は研究のプロとして自立することが求められるが、これは決して孤独の闘いを意味しない。 研究をうまく進めるには、周囲との適切なコミュニケーションが不可欠だということを肝に銘じておきたい。 実体験も豊富に載っており、学生共通の悩みや、指導教官との認識のギャップもよく理解できた。 優秀であるにも関わらず、適切な進め方がわからず中退していく人は自分の周りにも本当に多い。 指導教官以外から心得を学ぶことができる本は貴重だと思う。2021/01/25

R

2
博士課程の1年間,研究が思うように進まず,研究の進め方に悩んだので読んだ.何をしていても進んでいない感じがするという症状についても書かれており,自分の研究計画や進捗度合いを確認すること,常に書き続けること,記録を共有することが重要であると気づけて良かった.研究室に博士課程の学生が一人もおらず,相談できる相手がいなかったので大変参考になった.今すぐにでも実行していきたい.2020/03/11

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