テレビ成長期の日本映画 - メディア間交渉のなかのドラマ

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815809058
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C3074

出版社内容情報

「テレビ vs 映画」を超えて ——。高度成長期、テレビの台頭で映画は「斜陽」を迎えたのか。テレビ向けフィルム映画の試みやお色気・やくざ映画の流行、ワイドスクリーンという新機軸、時代劇やメロドラマの変遷など、映像の新時代の幕開けを描き、現在につながる大転換の実像を明らかにする。

目次
序 章 メディアの相互交渉の視角から

  Ⅰ 「電気紙芝居」ならざるもの

第1章 テレビ登場
      —— 映画のなかのテレビ・メディア

第2章 テレビとは何か、テレビ・ドラマとは何か
      —— 映画との差異を求めて

第3章 テレビ映画をつくってやろう
      —— 映画会社、テレビ産業へ行く

  Ⅱ 過剰投資の果てに

第4章 映画館の乱立と奮闘
      —— 映画興行者たちの困難

第5章 配給・興行に力を入れろ
      —— 映画会社の動員戦略

第6章 「不良性感度」で勝負
      —— 映画会社の宣伝戦略

  Ⅲ テレビとの差異を求めて

第7章 ワイドスクリーンの挑戦
      —— 撮影様式の変化

第8章 ワイドスクリーンの達成
      —— 映画演出の美学

  Ⅳ もはやテレビなくしては

第9章 変貌する時代劇ヒーロー
      —— 身のふり方とこなし方

第10章 メロドラマと女性観客
      —— よろめく女たち

終 章 メディア間の交渉はつづく

 注
 あとがき
 図表一覧
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中峰和

3
京都大学で博士論文として提出されただけに、50年代から70年代までの映画とテレビの歩んだ道を学術的に評価、論評している。娯楽の少ない50年代、低料金の映画は大人気で映画館も急増し60年にピークとなった。テレビの普及と映画の衰退は背中合わせ。時代の読めない新東宝の倒産と男性ファンを対象とした東映の成功など、マーケティング力が差をつけた。男性優位の時代、映画館に足を運ぶのは男性。家族向け娯楽映画を増産した東映はヤクザとエロに路線変更し圧勝した。80年生まれの著者が戦後の映画に興味を持ったのは団欒の場だった。2018/06/26

tkm66

0
論文なのだがかなり読ませる。2018/07/22

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