普遍史の変貌―ペルシア語文化圏における形成と展開

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普遍史の変貌―ペルシア語文化圏における形成と展開

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  • サイズ A5判/ページ数 444p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784815808914
  • NDC分類 220
  • Cコード C3022

内容説明

歴史叙述の根底を問い直す。前近代の世界には、天地創造に始まる人類の系譜を描く「普遍史」という歴史類型が存在した。著名な『王書』や『集史』から、地方王朝やモンゴル時代の多様な手稿本までを徹底的に調査し、世界認識のダイナミックな変容を跡づける力作。

目次

普遍史研究の意義と展望
第1部 『王書』以前の古代ペルシア史叙述―『王の書』から『王書』へ(旧約的普遍史と古代ペルシア史の相克;『王の書』の「復活」と流行―ペルシア系地方王朝における普遍史;フィルダウスィーの『王書』と古代ペルシア史―ガズナ朝における普遍史)
第2部 ペルシア語普遍史書の成立―『王書』から『選史』へ(『王書』の流行とペルシア語普遍史;ペルシア語普遍史とオグズ伝承―アブー・サイードの即位まで;旧約的普遍史、古代ペルシア史、オグズ伝承の接合―アブー・サイードとギヤース・ラシーディーの時代)
第3部 ペルシア語普遍史書の再編―『ペルシア列王伝』から『歴史集成』へ(古代ペルシア史の再編―ハザーラスプ朝におけるペルシア語文芸活動と『ペルシア列王伝』;イランの地の地方政権とイラン概念;イランの地の歴史からイランとトゥランの歴史へ―ティムール朝時代)

著者等紹介

大塚修[オオツカオサム]
1980年東京に生まれる。2003年東京大学文学部卒業。2012年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院人文社会系研究科助教、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。