内容説明
グローバルパワーを決めるもの。アメリカ政治は選挙で動く。コンサルタント主導のメディア戦略では手の届かなかった多様な人々をいかにして掴んでいくか。オンライン技術とともに新たな潮流が展開する選挙民対策の現場から、デモクラシーの進展と分裂の可能性をともに孕んだアメリカ選挙の現在を浮彫りにする。
目次
序章
第1章 アメリカの政党と選挙―アウトリーチ戦略の文脈
第2章 人種・移民・宗教をめぐる集票―アウトリーチの開花とその軌跡
第3章 「地上戦」の復興と新技術の融合―「オバマ選挙」以後のアウトリーチ戦略の展開
第4章 予備選挙・党大会・政権運営―「コミュニケーション空間」の誕生
終章 デモクラシーの変容とその未来
著者等紹介
渡辺将人[ワタナベマサヒト]
1975年東京都生まれ。2000年シカゴ大学大学院国際関係論修士課程修了、MA(International Relations)。2015年博士(政治学、早稲田大学大学院政治学研究科)。1999年ジャニス・シャコウスキー下院議員事務所、2000年ヒラリー・クリントン上院選挙本部=アル・ゴア大統領選挙ニューヨーク支部(アジア系集票担当)。2001年テレビ東京入社。報道局にて「ワールドビジネスサテライト」を経て、政治部記者(官邸・外務省担当、野党キャップ)。退社後、コロンビア大学、ジョージワシントン大学客員研究員。現在、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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