文学熱の時代―慷慨から煩悶へ

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文学熱の時代―慷慨から煩悶へ

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  • サイズ A5判/ページ数 301,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815808211
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C3095

内容説明

政治の季節が終わり、蘇峰が新たな理想を求め、独歩が無名の人民の経験を「記憶せよ」と呼びかけるうちに、文学は切実な営みとして「発見」された。内面の告白や青年の煩悶をひとたび正面から受け止め、経世の世にあって人生を問いかけていった知識人の挑戦を、端正に描き出す力作。

目次

第1部 政治と文学の紐帯(徳富蘇峰の文学振興;経世と詩人論―徳富蘇峰の批評活動;明治中期、排斥される馬琴―松原岩五郎の事例;平民主義の興隆と文学―国木田独歩『武蔵野』論;民友社史論と国木田独歩―「人民の歴史」の脈絡;人生を思索する精神―一八九〇年代の内村鑑三)
第2部 文学の卓越化(告白体の高山樗牛;藤村操、文部省訓令、自然主義;明治後期文壇における告白―梁川熱から自然主義へ;自然主義と教育界―正宗白鳥「何処へ」を中心に;政治の失墜、文学の隆盛―一九〇八年前後;自然派ぶりの漱石)

著者等紹介

木村洋[キムラヒロシ]
1981年兵庫県に生まれる。2004年神戸大学文学部卒業。2010年神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員などを経て、熊本県立大学文学部准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。